質問の文だけでなく、場面を残す
何をしているときに、どこで止まったのかを記録します。
「レジについて質問」と大きくまとめるより、「会計後に控えをどこへ置くかで迷った」と書く方が、直す場所が分かります。
質問した人ではなく、迷いやすい工程に注目することが大切です。
本人の理解不足と決めつける前に、説明が見つからなかったのか、言葉が分からなかったのかを確認します。
答えを、実際に使う形へ直す
口頭で長く説明した答えを、そのまま教材に貼る必要はありません。
作業の順番、判断の基準、相談する窓口へ分け、短い説明と写真などに置き換えます。
似た質問はまとめますが、条件が違うものを一つの答えにしないようにします。
通常の手順でよい場合と、責任者へ確認する場合を分けると、無理に自己判断しなくて済みます。

次の人が使ってみて、また直す
一つ説明を直したら、次の担当者が見つけられる場所へ置きます。
教えるときにも同じ資料を開くと、現場の説明と教材が別々になりにくくなります。
質問が出なくなったことだけで、理解できたと判断しないようにします。
聞きにくくなった可能性もあるため、実際にどこまで作業できたかを一緒に確かめましょう。
質問の記録を短くする例
場面:会計後。
迷ったこと:控えの置き場所。
今回の答え:日付別ファイルへ入れる。
直す教材:会計の最後に、ファイルの写真と置き場所を一行追加する。
この形なら、質問を次の改善へ結び付けられます。
次の一歩を、小さく始める。
同じ質問が続くときは、次に答えた内容を一つだけ教材へ戻してみましょう。
質問を止めるより、聞いた後に迷いにくくなる説明を増やすことが、教える負担の整理につながります。
教材や研修を選ぶときは、説明の量だけでなく、実際の場面で何を変えるかまで考えられるかを比べてみてください。
Core lineなら、新人のつまずきから組み立てる実務研修を、職場の課題に合わせてご相談いただけます。
一般的な知識の説明だけで終わらせず、普段の仕事で使う場面を踏まえて企画・実施します。
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