試す機会があったかを先に聞く
学んだことを使っていない理由は、忘れたからとは限りません。
必要な場面がなかった、使う権限がなかった、道具の準備がなかったなど、仕事の条件が関わる場合があります。
実施できたかと、機会があったかを分けて振り返ると、本人の努力だけに原因を求めにくくなります。
まず一つの場面を選び、普段と何を変えたかを具体的に聞きましょう。
うまくいかなかった一回を材料にする
「難しかった」で終わらず、どの手順で止まったか、何を見て判断したかを聞きます。
結果がよくなかった場合も、次に試す条件を考えるための情報として扱います。
成功した例も同じように、何が役立ったのかを言葉にします。
たまたま条件がよかった可能性もあるため、一つの成功だけで誰でも同じ成果が出るとは考えないようにします。

次の一週間で試すことを一つ決める
振り返りの最後に、試す場面、行うこと、困ったときの相談先を決めます。
学んだ内容を全部実行する予定にすると、日常の仕事の中で続けにくくなることがあります。
管理する側も、必要な時間や環境を用意できるか確認します。
次回は、決めた一つを試せたかを見る形にすると、研修と職場の実践がつながりやすくなります。
短い振り返りの三問
「使う場面はありましたか」「実際に変えてみたことは何ですか」「次の一回で何を変えますか」。
機会がなかった場合は、責めるのではなく、いつどの仕事なら試せるかを一緒に考えます。
次の一歩を、小さく始める。
研修後の振り返りは、感想を集めるだけで終わらせないようにしましょう。
試した一回と、次に試す一回を具体的にすると、職場で変えることが見えてきます。
教材や研修を選ぶときは、説明の量だけでなく、実際の場面で何を変えるかまで考えられるかを比べてみてください。
Core lineなら、研修後の実践と振り返りまで考える人材育成を、職場の課題に合わせてご相談いただけます。
一般的な知識の説明だけで終わらせず、普段の仕事で使う場面を踏まえて企画・実施します。
気になった方は、Core lineの研修で頼めることを見るをご覧ください。自分の仕事や予定に合うか迷う場合は、お問い合わせからご相談いただけます。
